26年5月30日~7月14日北海道アメマス釣り行総集編

5月30日に出発した初夏における北海道でのアメマスの生態調査は7月14日に無事帰宅し終わりました。
今まで22年3~5月、22年9~10月の北海道のアメマス調査をしてきましたが初夏(6~7月)にどこに居るのかを確かめるためでした。
途中出来る限りその都度釣りの状況をブログにアップして来ました。
ブログを見てくれる人がカウンターから急に増えていることが分かり、大変励みになりました。
この場でお礼を申し上げます。
今回も新しい情報入手や確認が出来楽しい釣りとなりました。
これまで釣った経験や釣り人、水族館での情報を含めてまとめます。
1.アメマス釣り
今回は6~7月にアメマスがどこにいるかを確かめるためでした。
秋(9~10月)に産卵し、冬場は河口の深みか、河口が浅いか流れが速い川は海に居ることは春(3~5月)の釣りで確認しています。
今回の釣りに当たっては5月頃から海に下り海で生活をしていると想定していました。
想定が当たっていたことが確認できました。

○今回、北海道の釣りで竿を出したのは37日間そのうちアメマス、海アメマスを釣ったのは26日間、そして釣果の有ったのは15日間でした(表1、表2参照)
○釣果のうち、川でのアメマスは16匹、海での海アメマスは16匹でした(表2参照)

今回の釣り行から自分で確認したことや釣り人などの情報を含めて考察します。
○今回の釣果で海アメマスが多いことです。
過去を含めて比較すると
 ・22年3月15日~5月9日で16日間のうち7日間でアメマス31匹
                            9日間で海アメマス12匹
 ・26年6月2日~7月8日で15日間のうち9日間でアメマス16匹
                           6日間で海アメマス16匹
 ・22年9月13日~11月9日で16日間のうち12日間でアメマス96匹
                              4日間で海アメマス0匹
日数の違いは有りますが6~7月には海に居る確率が高いことが分かりました。
○アメマスが河川に残ることについて
今回の釣りでも河川に結構大きいアメマスが居ました。アメマスの胃袋にヤマメの稚魚があったり、虫だけのも居ました。
小魚を食べているアメマスはそのままアメマスで居ますが、川虫や流れてくる虫を食べているアメマスはイワナに変わりつつあることが分かりました。
すなわち海に下らなく川の上流で虫を食べて生きているとイワナになるという事が分ってきました。
なぜ、源流にいるかについては、アメマスはサケの様に源流に上らなく深みに産卵するだろうという事は過去にも述べていますが、そして産卵孵化した稚魚は成熟するまで他の魚に食べられないように源流に向かうとも書いてきました。
最近の様に砂防ダムなどの障害があると登るのは結構大変になってきていると思われる。一旦上ると下らないでそのまま残るようになったと考えています。
○アメマス(イワナ)の変化について
日本に居る天然イワナは関西地方以北だけになってきています。
関西地方のヤマトイワナ、中部から関東に居るニッコウイワナ、東北から北海道の西半分に居るエゾイワナです。
なお、北海道の道東に居るオショロコマは生息環境が違っています。別途調査が必要です。
これらの違いは斑点の色にあります。ヤマトイワナ、ニッコウイワナはオレンジの斑点が特徴で、エゾイワナは白い斑点が特徴とされてきました。
しかし、東北地方でも源流に行くとオレンジの斑点が現れてきているものも居ます。
エゾイワナの白い斑点のみはアメマスです。
すなわち、アメマスが川で虫を食べているとパーマークが現れてきます。これが一般的に言われているエゾイワナであると考えます。
北海道でもイワナが増えていることを確認しました。
勿論、海と川を行き来出来なくなったイワナは河川間の交流は無くその川独特の生息環境になります。これが色だけでなく身体にも少しずつ違いが出てきたものと考えます。

2、その他の魚
今回の釣り行ではサクラマスを見ました。河川近くに寄ってきていること、既に河川に遡上始めた事を確認しました。
標津の水族館で聞いたこと、養殖場で聞いたことを含めて書きます。
サクラマスは3月頃の雪解けのころから川に遡上し始める。そして7月の終わりから8月にかけて産卵するという事を聞きました。
養殖場で捕獲するのはメスのほかオスは4割くらいいるという事も聞きました。
水族館で聞いた話では生まれたヤマメは河川で縄張り争いをしながら大きくなる。強いヤマメは勢力を持ち大きくなる。勢力の狭いヤマメは大きくなれない。その為にギンケして海に下るという。
大きくなったヤマメはそのまま川に残る。
産卵のために大きく育って上ってきたサクラマスを大きくなったヤマメは待っていて、一緒に上ってきた大きい雄のサクラマスと子孫を残すために雌の取り合いっこをするが、メスが卵を産むときに小回りが利くヤマメの精子をかけられる確率が高いという。
その上海に下ったサクラマスは産卵後は死んでしまうが川で大きくなったヤマメは長生きして何年でも子孫を残せるという。
このことは不思議に思っていたがサクラマスが遡上しているときに大きなオスもいたがそばに大き目のヤマメが寄り添っているところは観察済みである。
ただ、10月頃にはサクラマスは産卵しないかについては不明なところです。

今後の計画
今回の釣り行で川に何も居なかったところがありますが、海に全部下ったのか、もともとアメマスが生息しない川なのかを確認する為に遡上を始める8月から9月頃に確かめに行きたいと思っています。
以上

北海道アメマス釣り行の全体とりまとめ表(表1)
画像をクリックし拡大、さらに拡大レンズが表示されると思いますのでズームアップしてみてください。
画像

北海道アメマス釣り釣果表(表2)
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