西日本釣り遠征総集編

西日本への釣り遠征をおこなった。令和元年5月18日~9月15日の120日間である。
往復を含めて車の全走行距離は9,000kmである。
日々の記録はその都度釣りブログに書いてきた。
大勢の人にブログを見ていただき釣り遠征中の6月に90万人を突破し、帰ってきた時は97万人になっていました。
さらにはコメントなどをいただき励みになりました。
ここにまずお礼を申し上げます。
駆け足のような釣り行で十分皆さんのコメントに答えられなかったかもしれません。
その都度書いてきた日記を振り返りながら整理して総集編として作成することにしました。
1.釣り行の目的
西日本でのイワナの生息状況の調査である。
2.出発までの経緯
今回は当初令和元年5月10日~9月15日までの128日間の西日本釣り遠征を考えた。
出発前に車検を終わらすべく出した。ところが車の点検の際に操作を間違えて助手席のトアを壊したという。1週間ばかりかかるというので代車を借りた。
代車で釣り遠征に出かけようとも考えたが二駆であり山奥に入れない。
やむなく地元の秩父で渓流釣りをしながら修理が終わるまで待つことにした。
5月10日~5月17日まで待った。
18日に車が帰ってきたので荷物を積みかえて出発した。
結局西日本への釣り遠征は120日間となった。
今回も長期間の釣りなのであらかじめ釣りたい場所を選び地図に落とし込んだ。
そして大まかな走行ルートを決めた。
四国→九州→中国→北陸・中部地方とした。
3.結果論
●イワナについて
一言でいえば「イワナは居なくなっている」である。
〇四国
イワナを釣ったのは吉野川、仁淀川、四万十川の源流とその支流を含む4河川である。
既にイワナの放流は行われて居ないなと思う。居たのは白い斑点だけの物でなくオレンジの斑点が現れている天然のイワナである。源流で細々と生きている感じである。
〇九州
イワナを釣ったのは大野川の源流のみである。
〇中国
日本海側の河川で何カ所か釣った。瀬戸内海側の河川には居なかった。
日本海側が河川の水温が低いからだと思われる。
一般的にイワナはゴキと呼ばれているがこれも地方での呼び方だと思った。と言うのは中部などでも同じように頭にマダラ模様があるのが居たのである。
〇北陸・中部
揖斐川、長良川、飛騨川などの岐阜県で釣るのが多かった。
期待していたのであるが意外とイワナは居なかった。
特に長良川の源流に居ないのが不思議である。どうしてかと思ったが長良川は名古屋から近いので釣り人が入っているのではないかと思った。(関東の秩父では東京からの釣り人がよく来るので居ないと同じだろうと思う)
●ヤマメについて
〇四国
四国地方はヤマメのことをアメゴと言う。
ヤマメにピンクの斑点があるものである。ピンクの斑点は長く川で川虫などを食べ生息していると現れるもので天然のものと言っても良い。
全部と言って良いくらい天然アメゴである。
〇九州
養殖ヤマメが多い。
日記ではヤマメはパーマークだけのもの、養殖ヤマメはパーマークにピンクの側線が入ったもの、ピンクの斑点が入ったものを昔から居るアマゴと言っている。
ちなみに屋久島の安房川の源流に放流したものは養殖ヤマメである。今回これを再度確認したかったが行けなかった。
「時たまアマゴは下流から上れないのに滝の上流にいる時がある。放流したものである。
考察で述べるが魚たちは川の中で切磋琢磨して生き続けている。この結果イワナは源流へヤマメはその下流と生息場所変えているのである。
イワナはヤマメより弱いしたがって源流に逃れているものと思う。
その源流にヤマメを放流するとどうなるのか、イワナが居なくなるのである。」→四国をのぞいて九州、中国、北陸・中部で見かけた。
〇中国
ほとんどアマゴである。
イワナより標高の低いところに居る。
〇北陸・中部
ほとんどがアマゴである。
イワナより標高の低いところにいる。
●アブラハヤ(日記上ではヨシノボリ)について
イワナを探していて一番がっかりしたことであるがヨシノボリが沢山進出してきているという事である。
昔、沖縄の渓流に釣りに行った時初めてヨシノボリを釣った。地元の人に聞いてヨシノボリと言われた。
その後九州で確認するようになった。
今までは渓流の浅い淀みに群れで泳いでいた。
今回は驚いた。イワナの生息領域にいるのではないか。
イワナが泳いでいるのが分かったがイクラの餌に見向きもしない。釣れるのはヨシノボリである。ひょっとしてイワナはヨシノボリを食べているのかなと思い。ヨシノボリをハリに付けて泳がしてみたところイワナが来たのである。
何度も粘ったがヨシノボリが大きすぎるのか飲み咬めないので釣り上げられなかった。
イワナはヨシノボリを食べていることはわかった。
しかし、問題である。ヨシノボリは繁殖力が強い。イワナに食べられるかもしれないがイワナと同じ場所にいるという事はイワナが産卵するとその卵をヨシノボリが食べてしまうのである。
今回はイワナのポイントを釣るとヨシノボリが非常に多くイワナは来なかった。
という事はイワナはヨシノボリのために絶滅の危機になっているということになる。
今回九州、中国、中部の源流でヨシノボリを確認した。
こともあろうか帰り道神奈川の谷太郎川の管理釣り場、山梨県のFISHON鹿留の管理釣り場によって釣ったがここにもヨシノボリが居たのである。この川は相模川の支流である。
関東まで進出してきているのである。
ヨシノボリが海と川を行き来しているかは定かではない。まだ大きのでも15㎝はない。
しかし、だんだんと勢力を伸ばしてくると大きくなると思われる。
4、考察
今回の釣り遠征で一番印象に残ったのがヨシノボリが多かったという事である。
今までは水温の上昇でイワナは源流へ逃れていて生息場所が無くなっていると考えてきたが、それだけでなくヨシノボリの進出によってもイワナの生息が危うくなっているという事が分かった。
もう一つはヤマメが上れないイワナ領域にヤマメを放流しているという事である。これもヤマメを恐れて源流に逃れているのにイワナの減少となる。
特に九州では依然何カ所もイワナの生息を確認しているが今回は一か所だけだった。
イワナの領域にヤマメの稚魚たちまでが居たのである。
四国では4カ所イワナを確認したがヨシノボリもヤマメも居なかった。
今回の釣り遠征で高知の浦戸湾中心にアカメを釣るべくチヌやボラを釣ったが真水である川に生息していることを確認した。スズキも真水にいることを確認した。
フナや鯉のように真水の魚と言われる日が来るかもしれないと感じている。
5、今後の計画
昨年は北海道へ4カ月、今年は西日本へ4カ月釣り遠征をおこなった。
来年は残りの東北に4カ月の釣り遠征を考えて居る。
これで1年かけて日本のイワナの生態の調査はほぼ終わりとする。
関東が残っているが関東は管理釣り場が多く、管理釣り場から逃れたイワナが散らばり、渓流にいろんなイワナが生息するようになっている。今迄に釣った結果でも十分と思っている。
6、詳しくは保の釣りダイアリー「https://tamotsu-diary.at.webry.info/」ブログのトップページで釣り日記やデジブックでの写真スライドショー「http://tamotsu-diary.at.webry.info/201302/article_2.html」、YouTubeでの釣り動画「https://www.youtube.com/channel/UCFy4XCH5uArhCInHnn9HGNA」などをご覧ください。

当初考えた釣り遠征ルートである。実際は少し変更したが大まかにはこのルートに従って行動した。
西日本釣る場所候補地点ルート完成アップ済.jpg


at:隠居宅

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